STAFF -スタッフ一覧-

医療が進歩すれば薬剤師の仕事も変わり、これまでの常識が通用しなくなることもあります。
しかし、その中でも変わらずに必要になるものがあります。それが人とのコミュニケーションです。
ただ薬の調剤をするのではなく、限られた時間の中で患者様に有益な情報をお伝えして不安を取り除くと共に、より安全で高い効果を期待できる服薬指導を行うことが大切です。

コミュニケーションを成立させるためには、相応の知識が必要です。
日々進歩する医療の知識は、受け身では身につきませんし、たとえ身についても、その頃には新たな常識が生まれています。
だからこそ、一緒に働く仲間には医療知識を得ることに積極的になってほしいと考えております。
そのための勉強会もありますので、一緒にがんばりましょう。

どんなに知識を得ようとも、それが患者様に伝わらなければ意味がありません。
自分の中にある知識をかみ砕き、患者様にとって本当に必要な情報だけをピックアップしてわかりやすく伝えてはじめて、コミュニケーションは成立します。
そこへ至るまでには時間がかかりますが、チーム力でカバーしますのでご安心ください。
そしていつか、今度はあなたが新人をカバーしていってください。

入社当時、同じ薬でも説明の仕方を変えている先輩スタッフを見て、言葉ではなく実体験として「患者様にわかりやすい説明をする」ということの大切さを学べました。
皆様にもぜひ、そんな学びを得ていただきたいと思っております。
最初はわからないこと、不安なことの方が多いかと思いますが、焦らずに一歩ずつ成長していきましょう。

私はいつか、自分の薬局を持ちたいと考えています。
その夢を抱き続けられるのは、余裕のある人材配置、福利厚生、勉強会などを徹底している、「夢に向かって努力できる環境」と「一緒にがんばれる仲間」がこの職場にはあるからだと思います。
これから一緒に働いてくれるあなたには今、夢はありますか？
もしあるのなら、ここはとてもよい職場です。

私たちの仕事は、地域の暮らしと非常に密接したものです。
だからこそ、地域の皆様と信頼で結ばれていなければならないと思います。
薬のことについて、患者様が気軽に相談できる。そんな暮らしのパートナーになれるような薬局づくりを目指してまいります。

先日、小さなお子様がお母様と一緒に来られ、「お薬ちゃんと飲んで、もう元気になったよ！幼稚園にも行けるよ！」と教えてくれました。
薬局は具合が悪い人が来る場所と思っていた私にとって、その子の笑顔は今も心に残っています。
その子の笑顔を思い出すたびに、自分の仕事で元気になった人は確実にいるのだといううれしさがこみ上げてきます。
これから一緒に働いてくれる方にもぜひ、そのような体験をしていただきたいです。